松戸琢磨は、学生時代の友人でもありゲイ仲間でもあります。
そんな彼に、ゲイサポ掲示板で僕が経験した話をしてみました。
すると彼も、同じ掲示板の利用経験があったようです。
「俺も利用した経験があるんだけどさ、悪質な利用者しかいないね」
ギフト券詐欺とか、冷やかしとかで、ノンケとの出会いは少しも転がっていない場所だったと、呆れ顔で彼は言いました。
「そもそも、そういう掲示板で相手を探すこと自体が間違っていたのかもしれない」
自分の行動を悔やむような発言でした。
実際、自分自身も掲示板の利用を深く悔やんでいました。

 

 ゲイのフェラで気持ちよくなりたいノンケなんか、実際いるのかどうか?
正直なところ、怪しさを感じるようにもなっていました。
所詮は、都市伝説のようなものなのか?
やはり、男のサポートは、プロじゃないと成立しないのか?
フェラ友なんて、夢のまた夢ではないのか?
そんな気持ちにもなってしまっていました。

 

 琢磨は、ゲイサポ掲示板の失敗から、いろいろなことを調べてみたと言います。
「やはり、無料のところは危険が多すぎると言うことが判明したよ」
完全無料、さらに高い匿名性になると、どうしても真剣に出会いが欲しい人間より、人を騙す人間の方が増えてしまうそうです。
僕が遭遇してしまった、ギフト券は詐欺もその一つ。
下手をすると美人局の被害まで発生するのだとか。
個人情報を抜き取られたり、悪質な出会い系に勧誘されてしまうこともあると言うのです。
掲示板は、実に恐ろしい場所だとわかっていきます。
気軽に利用してしまった僕は、震えてしまいました。
少なくとも、男のサポートをするノンケは売り専だから無料で出会えないのです。

 

 琢磨は言いました。
「その失敗から、さらに勉強を重ねたんだ」
そして、本当に出会える方法を発見したと言い出したのです。
目がキラキラ輝いてしまった僕でした。
しばし彼の顔を見つめながら「どういう方法なの?」と聞いていました。
彼はニッコリ笑い、説明を開始してくれました。